ディップコーターとは?
代表的な塗布装置の種類
基材にコート液を塗布する方法は様々あり、それぞれにメリットデメリットがあります。
代表的な塗布方法をそれぞれご紹介します。
スプレー方式
基材にスプレーでコート液を吹き付ける方式です。◎基材に接触しない
○片面塗布可能
×コート液のロスが多い
×薄膜に塗布できないロール方式
基材にローラーでコート液を塗り 付ける方式です。○コート液ロスを抑えられる
○片面塗布可能
△薄膜に塗布するのは難しい
×基材に接触するスピン方式
基材を回転させ、遠心力でコート液を塗り広げる方式です。◎基材に接触しない
◎片面塗布可能
○薄膜塗布が可能
×コート液のロスが多い
×薄膜に塗布できないディップ方式
コート液に基材を浸けて引き上げる方式です。◎コート液ロスを抑えられる
◎薄膜塗布が可能
◎基材に接触しない
○片面塗布可能
各塗布装置の特徴
ディップコーターの特徴
均一な薄膜
ゆっくり引き上げることで表面張力が働き、 均一な薄膜を形成。 また引き上げ速度で膜厚をコントロール。両面を同時塗布
両面を同時に塗布できるので、 作業工程を短縮できる。 また引き上げ速度で膜厚をコントロール。形状を問わない
どんな形状の基材(対象物)でも コーティングすることが可能塗布液のロス無し
飛び散ったり部品に付着したりなどの塗布液(コーティング液)のロスが無いシンプルメンテナンス
複雑な機構ではないため、 メンテナンスが容易に行える。
使用例
ディップコーターの技術はさまざまなシーンで役立っています。
メガネレンズ
携帯電話などの
表示部分(透明ガラス)タブレット端末の
表示部分車載内装パネル
プリント基板
防災用ヘルメット
ゴーグル部分
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