ディップコーター専門 製造・販売・メンテナンス

ディップコーターとは、

コーティング液に漬けた(ディップした)試料を低速で引き上げる事により、薄膜を形成する仕組みです。
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Q&A

1. ディップコーター(ディップコーティング法)とは、どのような装置ですか?

ディップコートしたいワーク(基材)を、ディップコート用溶液の中に浸漬させ、上方に引上げることにより、両面同時に薄膜を形成する装置です。メガネ用レンズ、ポリカーボネイト、アクリル材等の表面硬化剤コーティング、プリント基板、ガラスへのレジストコーティング、ガラス上への粒子配列等、多くの分野での製造、研究に利用されております。
SDIでは、実験用の卓上型ディップコーターから製造用ディップコーターまで、多くのラインナップを御用意しております。

2. ディップコーティング法ではどの程度の膜厚が可能ですか?

膜厚は数nmから数十μmまで可能ですが、厚膜には不向きです。

3. ディップコートの膜厚の制御方法を教えてください。また膜厚の精度はどの程度ですか?

ディップコーティング法の特徴として、ディップ(引上げ)速度が遅くなるほど薄膜になります。逆にディップ速度が速いと膜厚は厚くなります。SDI製ディップコーターならば、超低速の1nm/secまで可能ですので、ワーク表面への粒子配列も可能となります。
膜厚精度は通常は±10%前後となりますが、薄膜になればなるほど精度が上がる傾向にあります。
但し、ディップコートに利用されるコーティング液の特性にも大きく左右されますのでご注意ください。

4. 粒子配列をしたいのですが、御社のディップコーターで可能ですか?

可能です。ナノスピードディップコーターやマイクロスピードディップコーターでの実施例がございます。HPのディップコーティング例 をご参照ください。

5. SDI社製ディップコーティング装置(ディップコーター)の特徴は何ですか?

超低速仕様から量産装置までの多様なラインナップを揃えております。基本的にカスタマイズ仕様となり、オリジナル装置の提供を心掛けしております。 商品ナインナップでは、ディップコーターの速度域は1nm/sec〜200mm/secまでの幅広い処理速度をカバーしており、速度ムラ、低振動により均一な薄膜形成が可能になっております。また、タッチパネル方式で容易な操作が可能です。もちろん、PC対応も可能です。
HPの動画 をご参照ください。

6. ディップコート中に、速度を変更することは可能ですか?

はい、可能です。ディップ速度の変更箇所は8‾16箇所(機種毎に違いがあります)設定できます。

7. ディップコーターや乾燥用の装置にはどのような種類の装置がありますか?

ディップコーティング速度、ディップコート幅(ストローク)、ディップコート対象のワーク(基材)の大きさによって、機種を選定いただきます。
もちろん、お客様のご希望の特注ディップコーターのご注文も可能でございます。 ディップコーターの種類につきましては下記トップページをご参照ください。 トップページ(ディップコーターの種類)

8. ディップコーティング基材(ワーク)は、どのようなものに対応できますか?

メガネ用レンズ、ポリカーボネイト、アクリル、SUS、プリント基板、ガラス、カテーテル、医療用チューブ、医療針、その他金属等、多種多様でございます。分野を問わずご利用頂いております。

9. ディップコーター装置の繰返し精度はどの程度ですか?

当社マイクロスピードディップコーター(型式:MD-0408-S5)でのデータがございます。
当社までお問い合わせください。

10. 操作はどのような方法ですか?

設定が簡易なタッチパネル方式を採用しております。もちろん、PCでの対応も可能でございます。ご注文時に、PLC制御かPC制御かご相談ください。(尚、一部PC対応不可の機種がございます)

11. ディップコーティング用タンクの製作は可能ですか?

もちろん可能でございます。ディップコート液の特性により、材質、サイズをご指定頂けましたらご用意させていただきます。

12. ディップコーターを導入するにあたり、使用環境で注意することは何がありますか?

ディップコーティング時に膜厚に影響を与える要素としては、振動と風があります。 振動は建物の固有振動、風は主に空調に起因します。そこで、振動には除振台、風には風防BOX等が必要となる場合が有ります。
SDIでは、ディップコーター専用除振台、専用風防BOXを御用意しております。

13. 他のコーティング方法との違いは何がありますか?

ディップコーティング法の最大の特徴は、簡易に、両面同時に薄膜が形成できるという事です。また、
  1. 塗布液の高効率: 溶液を無駄にしない事と塗りムラが極めて少ない事です。ディップコーターは膜を薄くすればするほど、使用する溶液量が少なくてすみますのでとても経済的。
  2. 平面以外へのコーティングが可能: 塗布液に含浸させることにより、平面以外の物(両面、多孔体、突起物等)に対しコーティングが可能。
等でございます。

14. ディップコーティング装置の価格はいくら位ですか?

HPカタログダウンロードをご利用ください。標準ディップコーターの価格が記載されておりますが、特注ディップコーター、カスタマイズにつきましては、別途ご相談させていただきます。

15. ディップコーターの納期はどの程度ですか?

通常のディップコーターは受注後45日が標準納期となります。
特注ディップコーターの場合は、別途ご相談になります。お気軽にご相談ください。

16. どのような納入実績がありますか?

SDIディップコーター納入先一覧は下記からご覧になれます。公的機関、学校、メーカー、海外等、多種多様な分野に納入させて頂いております。
納入実績一覧

17. ディップコーターのレンタル装置はありますか?

レンタル装置は、
  1. ナノスピードディップコーター
  2. マイクロスピードディップコーター
  3. リニアディップコーター
  4. ナノインコーター
の4機種を揃えております。
予約状況により、ご希望に添えない場合がございますので、まずはご相談ください。

18. ディップコーター用冶具の製作は可能ですか?

可能です。お客様の数だけ冶具がある、と思います。
多くの冶具の製造経験を活かして、ベストマッチの冶具を提供致します。

19. ディップコーティング液の循環装置とは、どのような機構ですか?

ディップコーティングする場合、ディップコート速度の可変で膜厚を管理する為に
  1. 液面が一定
  2. ワーク(基材)の持ち込むゴミの除去
  3. ディップコート用塗布液の液温管理
の条件は極めて重要です。
SDIでは、多くの経験から上記の3要素を兼ね備えたコーティング液の循環設備を提供しております。
ディップコート用塗布液の特性により、接液部の材質、ポンプ、フィルター等を選定し、ベストマッチングの装置をご提供します。
下記にご参考写真がありますのでご参照ください。
http://www.sdicompany.com/dipcoater/list-08.php#tofu

20. ディップコーターのメンテナンスはどのような事がありますか?

標準装置の点検項目は下記の通りでございます。(一部機種に対応していない項目が含まれております)
◆点検項目について
正常な使用条件における日常点検と定期点検の項目を説明します。
■日常点検
  • 使用環境が仕様内であるか
  • 本体やコンロールボックスより異常振動、異常音がないか
  • コントロールボックスより異臭がないか
  • 本体やコントロールボックスの内部に異物が侵入していないか
  • コネクタ接続部分が、はずれたりゆるんだりしていないか
  • 本体とコントロールボックスの配線ケーブルなどが破損していないか
  • クリップに薬液の付着や汚れはないか
  • 電源電圧は正常か
■定期点検(3ヶ月)
  • 本体は損傷していないか
  • 運転データは変更されていないか
  • コントローラーのバッテリー(電池)が消耗していないか
  • 本体の駆動部より異常振動はないか
  • コントロールボックス内ファンの異常振動、異常音はないか
  • 配線が損傷していないか
  • クリップのバネは破断していないか
  • 駆動接続部(本体のDIPアーム等)のネジに緩みはないか
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